幼少期より僕は、何をやっても続かない人間だった。
新しいことを始めても、何かに躓き、うまくいかなくなり、すぐに諦める。
いつも、そうだった。
どうせ僕には、何も成し遂げられない。
ずっとそう思いながら、生きてきた。
でも今の僕は、何かをやり始めたら、結構長く続く。
仮に途中で何度もつまずいても、何やかんや諦めずに続けている。
いや、続くというより、挫折という概念そのものが無いといった方が正しいかもしれない。
今回は、僕自身がなぜ挫折せずに頑張り続けられるのか、その理由を自己分析しながら解説していこうと思う。
目標は「目的地」ではない
目標を立てて、それに向かって努力する。
これ自体は何も間違っていない。
例えばあなたも何かしらの目標を立てたなら、その目標達成を目指して努力すると思う。
つまり、「目標を達成すること」を目的として努力している状態。
実はこれこそが、あなたの努力が続かない要因なのです。
基本的に結果というのは、努力したからといってすぐ出るものではない。
また、やった分だけ比例して出るものでもない。
イメージとしては、こんな感じでしょうか↓

しかし頭では分かっていても、結果が見えない期間が続くと、どうしても不安になってくる。
「もしかして、間違った方向に進んでるんじゃないだろうか?」
「もしかして、無駄な努力してるんじゃないだろうか?」
迷いが生じ始め、そして歩みは止まる。
とは言え、目標達成のために努力することは間違ってはいない。
あなたもこれまでの人生で目標を立てて頑張ったり、または目標を達成した経験があると思う。
その時のことをちょっと思い出してほしいのですが、目標を達成できた時は嬉しかったと思います。
でも達成する前の努力し続けていた期間は、とても辛くなかったですか?
投げ出したくなったりは、しませんでした?
「目標を達成すること」が目的になっていると、そこに至るまでの道のりがすべて「苦行」になってしまう。
そして最終的に目標を達成できなければ、自己肯定感も一気に下がる。
また、上を目指して再挑戦する気力も失われていく。
実は、目標達成を目的に設定してはならないのです。
目標は「目的地」ではなく「乗り物」だった
では僕が続けられる理由は何か。
僕もあなたと同じく日々目標を立て、それに向かって頑張っている。
でも僕がみんなと違うのは、目標達成を目指しているというよりは、その「目標に向かって歩む道のり」こそを重要視しているという点。
僕が頑張る目的は、自分の理想とする人生を手に入れること。
だが今はまだ僕自身が未熟なため、それを手に入れられていない。
だからそれを手に入れるにふさわしい人間になるために、今よりももっとレベルアップする必要がある。
つまり僕にとって最も重要なのは、常に成長し続けること。
だから目標達成が失敗しても、仮に努力が実らなかったとしても、その過程の中で自分がレベルアップできたなら、それは僕にとっては成功であり、充実した価値の高い時間を過ごせたことになる。
つまり僕にとっての目標とは、あくまで自分を成長させるための手段。
自分の理想を手に入れるために、越えるべきハードルとして形にしたものが目標であり、言うなれば今よりも成長した未来へと自分を連れて行ってくれる「乗り物」のようなもの。
多くの人の認識は、
・目標達成=目的
・努力=手段
こうなっているが、僕の認識は、
・自身がレベルアップし理想の人生を手に入れること=目的
・目標達成=手段
こうなっている。
目標達成は目的ではなく、人生レベルの目的を達成するための単なる手段の1つでしかないということ。
そしてこの認識の違いが、その人間が挫折するかどうかを大きく分ける。
挫折という概念が変わる
自分にとっての理想の人生とは、何か?
そしてそれを手に入れるに相応しい自分にレベルアップするには、何が必要か?
その必要なものを具体化したものが、目標と呼ばれるもの。
資格の取得という目標を立てるのも、より良い職に就き安定した人生を歩むという目的を叶えるためであり、資格の取得そのものは目的ではなく、あくまで手段の1つ。
会社で営業成績1位を目指すのも、出世や昇進、または今より良い会社に転職するための実績を作り、より充実した人生を歩むという目的を達成するため。
営業成績1位というのは目的ではなく、あくまで目的を叶える手段の1つ。
掲げる目標が、単なる手段であることに気づく。
すると結果が出なくても、後悔ではなく「この過程で自分は何を得たか?」という前向きな発想へと変わる。
仮に失敗しても「では、他にどんな方法・手段があるだろうか?」と、視点が自然と未来へと向くようになる。
チャレンジが上手くいかなくても、その道のりそのものを楽しめるようになる。
そして、目標が達成できたかどうかにかかわらず、努力し続けることのできる自分を誇りに思えるようになる。
とは言え、目標を立てることはもちろん重要。
具体的な目標設定がなければ、どこに向かって努力すればいいかわからない。
ただ、目標はあくまでも自分の成長を引き出すための装置であって、それ自体がゴールではない。
目的はあくまで「今よりも成長し、より充実した人生を手に入れること」。
そう捉え直したとき、挫折という言葉の意味が、あなたの中できっと変わるはず。
