自分のやるべきことは分かっている
…分かってるんだけど、でも出来ない
気分が乗らない
やる気が起こらない
関係ないことばかりやってしまう
そういう時ってありますよね。
頭で考えていることと行動が一致しない、みたいな。
なぜなのか?
それは僕らの行動が「あるもの」に支配されているからです。
僕らの行動を支配するもの
いきなり答えを言いますが、僕ら人間の行動を支配しているもの、それは「感情」です。
人というのはまず頭で自分が「何をするか」をイメージし、そしてその考えに基づいて「行動」していきます。
つまり「思考」→「行動」の順です。
そしてその「行動」によって自分の現実は創られていきます。
さらに細かく言えば
「思考」→「行動」→「行動の習慣化」→「現実の変化」→「理想の実現」
こういう順です。
だから正しい思考をすれば理想の現実を手に入れられるということになるわけですが、なかなかそうはいかないわけです。
なぜなら「感情」が、あなたの行動を邪魔するからです。
「あれをやりたい、やらないといけない」と頭で考えていても、「でもメンドクサイし、まぁ明日でもいいか」と、感情が「それをやらない理由」を作り出し、行動を捻じ曲げてしまう。
ある意味、感情が僕らの人生をコントロールしていると言っても過言ではないわけです。
では感情の障壁を乗り越えて行動していくためにはどうすればいいか?
感情の障壁を乗り越える方法
感情をコントロールするための方法はいくつかありますが、ここでは僕がよくやる「行動するためのシンプルな方法」について話していきます。
僕がやっているやり方、それは「それをやらないことによってどんな未来が待っているか?将来的にどんなデメリットを自分が被ってしまうか?を想像する」というものです。
これは、そのまま書いてある通りなのですが、今それをやらない・またはそれを先延ばしすることによって自分がこの先どのように困ってしまうか、どれほどの自分の望まない未来が待っているのかを出来る限り詳細かつ鮮明に想像するのです。
人が感情的になっている時や感情に流されてしまっている時というのは、得てして短期的な視野になってしまっているものです。目の前の欲求や衝動に駆られ、目の前の今ここしか見えていない。
それでは自分にとっての正しい行動なんてできませんよね。
だから意図的に先の未来のことを考えることにより、長期的な視野で物事を捉える。
これをやらなければ、どんなツライ未来が待っているのか?逆に今頑張れば、どんないい未来を手に入れられるのか?そうやって先の未来を想像することによって状況を冷静にとらえられるようになり、自らの行動も矯正できるようになるのです。
もしあなたに「やらないといけないこと・やるべきだと思うことがあるんだけれど、それになかなか取り掛かれない・なかなか行動に移せない・なかなか作業が進まない」そんなことがあるなら、ぜひあなたの一週間後・一か月後・一年後・三年後…を想像してみてください。
もし今のままの状態でも未来のあなたは何も困らないし不満も全くないようであれば、別にやらなくてもいいと思います。
でももし、今のままだと本当に困ることになる、不安や不満だらけのロクでもない人生がもし本当にやって来るのだとしたら、きっとあなたの行動は変わらざるを得なくなるはず。
いいですか、未来の自分の人生・未来の自分を取り巻いているであろう状況を、出来る限りリアルに臨場感たっぷりに想像するのです。その想像がリアルであればあるほど、そして想像した未来が辛いものであればあるほど効果を発揮します。
そして今のあなたが危機感を持てば持つほど、あなたの感情も焦り始め、一緒になってあなたの行動を後押ししてくれるようになるはずですから。
仁より