「あれをやらないといけないんだけど、なんかダルいなぁ」
「あれをやろうと思ってたんだけど、イマイチ気分が乗らないなぁ」
そういう時って、ありますよね。
僕もあります。
モチベーション問題については、多くの人が頭を悩ませていると思います。
そろそろ手を付けないとヤバいぞ…となって慌てて始める、みたいな人もきっと多いでしょう。
やる気が出ないから、行動できない。
気分が乗らないから、なかなか始められない。
つまりそれをやるためのモチベーションが上がらないから、なかなか動けない。
反対にモチベーションが高いと、どんどん行動できる。
そう思いますよね。
実はですね、これって逆なんです。
「やる気が出るから動ける」ではなく、「動くからやる気になる」なんですよ。
例えば僕は今こうして文章を作成していますけど、「何だか今日はダルいな、文章作るのメンドクサイな」って日もあります。
ですが、やる気があろうとなかろうと僕はまずパソコンの前に座って、文章を作成するページを開きます。
で、何となく文字を打ち始めていくうち、「この文章、もうちょっと違う言い回しにした方が分かりやすいな」とか「この例え話を入れてみたら面白いかも」とか思い始めて、いろいろやっているうちに気づけば何時間もパソコンの前に張り付いて夢中で文字を打っていた…なんてことがよくあります。
部屋の片づけなんかでも、最初はダルいなと思いながらやっていたのが、だんだんと本腰が入り始めて、とうとう最後は完璧に仕上げるまでやめられなくなってしまった、なんて経験のある人もいるのではないでしょうか。
つまり「やる気があるから動ける」じゃなく、「動き始めることによって、だんだんと自分がその気になってくる」んですね。
モチベーションが高いからできる、じゃなくて、やり始めることによってモチベーションが上がっていく、ってことです。
だからモチベーションうんぬん関係なく、まずは取り掛かることが大事。
まずはやるべきことに手を付けるってことが、実は大事なのです。
とは言っても、それでもなかなか気分が乗らない時というのもあると思います。
じゃあそんな時はどうすればいいか?という話を、いくつかしようと思います。
長期的視点でとらえる
例えばですが、「どうしてもやりたいこと」「どうしてもやらなければならないこと」があるとしますよね。
でも気分が乗らない。
そんな時僕は
「ところでその行動には、どんな意味があるのか?」
「何のために僕はこれをやろうとしてるのか?」
といった、その行動に対する目的を改めて考えるというか思い出してみます。
何かしらの目的があるから、それをやろうとしているわけですよね。
そしてそれから次に
「その行動をやった先にはどんな未来が待っているのか?」
ということに対して思いを巡らせてみます。
例えばこれを頑張ってやり遂げたら、どんな素敵な未来がやって来るのか?
またはこれをやらなかったら、どんな残念な結末を迎えてしまうのか?
このように、目の前のことで一喜一憂するのではなく、ずっと先の未来に思いを巡らす。
短期的視点ではなく長期的視点でやるべきことをとらえるということをします。
例えばこういったコンテンツ(文章など)を作るのがメングクサイなぁとなった時は、「そもそもなんで僕はこうして一生懸命にコンテンツを作っているんだ?」ということを考える。
僕がこうして活動し始めた理由は、情報発信によって同じ方向を向いて共に歩む仲間や同志を作りたかったから。
つまりこの活動を頑張ることによって、共に歩む仲間はどんどん増えていくし、より良いコンテンツを作れば作るほど、僕や仲間たちの人生もどんどん楽しく豊かになっていく。
まさにいいことづくめなわけです。
反対にこの活動をやめてしまえば、僕は生き甲斐そのものを失ってしまう。
今やこうして情報発信し続けることが自分の使命だと思っているので、今やめてしまえば生きる意味そのものを失ってしまうかもしれない。
ということで、あなたも自分自身に当てはめて考えてみてください。
あなたがやりたいこと、またはあなたがやるべきことを頑張った先にはどんな未来が待っているのか?
またはそれをやめてしまった先には、どんな未来がやってきてしまうのか?
目の前のことに一喜一憂するのではなく、長期的視点で自分のやるべきことを考えることが大事です。
理想の人に触れる
モチベーションが上がらない時、僕は自分が理想とし目指している人の動画を見たり、音声を聞いたり、文章を読んだりすると、やる気にエンジンがかかります。
自分が憧れている人・自分の遥か先を行く人の発信するものに触れることによって「こんなとこで立ち止まってる場合じゃない」「その人に少しでも早く追いつきたい」と、焦りと共にやる気も上昇していきます。
ルーティンに組み込む
日々の行動って、大体決まってますよね。
たまにイレギュラーな予定が入ることはありますが、毎日の行動パターンって大体同じだと思うんですよね。
いわゆる習慣化されたルーティン、例えば「朝起きたら顔を洗って朝ご飯を食べて歯を磨く」とか、「会社に出勤したらメールチェックし、まずはその日の仕事の段取りを確認していく」とか。
そういったお決まりのルーティンがあると思うんですが、そのルーティンにやるべきことを組み込んでパターン化しておくと、あまりモチベーションに左右されずにやるべきことをこなせるようになったりします。
やるかどうか自分にいちいち考えさせない、やるかどうか悩む隙を自分に与えないわけです。
無駄なことをやめる
SNSやネットサーフィンといった無駄なことをやらないようにする。
僕らは暇さえあれば、隙間時間を埋めるかのようにスマホをいじってSNSなどをやり始めてしまいますよね。
でもそれを、思い切ってやめてしまう。
人というのは何もしない時間ができると、やるべきことに自然と目が向くようになるものです。
筋トレ
意外かもしれませんが筋トレをやると、不思議とやる気が出てきます(笑)
僕は気分が乗らない時、軽く腕立て伏せをやってから作業に取り掛かります。
実は筋トレをすると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、精神が安定してきます。
またドーパミンも分泌され、やる気も出てきます。
詳しく知りたい人は、ご自分で調べてみてください(笑)
筋トレは個人的にもオススメです。
ということで、今回はモチベーション問題に関する僕なりの考えを話させてもらいました。
ご参考にできるものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
では。
仁より