どうも、仁です。
今回は「あなたの人生がパッとしない理由」という、大変失礼なタイトルで始めさせていただきます(笑)
ところで「我慢は美徳」と教えられ育ってきた人って、多いのではないでしょうか。
直接的にそう言われなくとも、何となくの雰囲気や空気感でそう感じたり、「人のために自分が我慢してあげるのは美しい行為だ」みたいな道徳観ってありますよね。
確かに、場面によっては我慢が必要な時も当然ありますよね。
周りの都合も一切考えず、みんな自由に好き勝手やってたら、それこそ社会そのものが崩壊します。
また衝動的に怒ったり、感情のまま行動したりするのをグッと堪えることで、人間関係が壊れずに済んだり冷静な判断ができることもあります。
しかし、気をつけなければならないことがあります。
それは、我慢が常態化すると、いつの間にか「自分の本音を抑えること」が当たり前になり、やがて“諦め癖”へと変わってしまうということ。
たとえば、本当は「こうしたい」という願望があったとしても、「でもそんなの無理だよな」「どうせ言ってもわかってもらえない」と自分で自分にブレーキをかけてしまう。
そうして自分の欲求を押し殺し続けるうちに、だんだんと「最初から望まない」「最初から期待しない」ことが当たり前になっていく。
僕自身、幼少期から就職するまでは親の敷いたレールの上を歩かされ、そこから外れることは許されないような生き方をしてきました。
僕の意見や主張は何一つ聞き入れてもらえず、ただ親の命令や指示に従って生きる。
そうすると「言ったところで、どうせ聞いてもらえない、受け入れてもらえない」そう考えるようになり、親が僕を抑え込もうとしなくても、僕自身が勝手に先回りして自分で勝手に諦めてしまうようになってしまった。
これが、我慢がもたらす最大の弊害です。
自分の欲望や理想にフタをしているうちに、それを叶える努力すらしなくなってしまう。
やる前から”諦め癖”が発動し、人生が一歩も前に進まなくなるのです。
そして怖いのは、こうした生き方が“性格”のように染みついてしまうこと。
「自分はこういう人間なんだ」と思い込み、自分の気持ちを無視するのが当たり前になってしまう。
その結果、自分が何を望んでいるのか、どんな人生を生きたいのかさえも分からなくなっていく。
自分が何のために生きているのか、生きる意味すらも分からなくなってしまうのです。
あなた自身は、どうですか?
「本当はもっとこう生きたい」「こう在りたい」「こうしたい」という願望が、あなたの中には有りませんか?
そしてそれを見て見ぬふりをしたり、または「我慢することが正しい」と信じて抑えつけてきた、ということはありませんか?
そうであれば、まずは自分の「我慢癖」に気づくことが第一歩目です。
「これは本当に必要な我慢なのか?」
「それとも、ただ自分を納得させて諦めようとしているだけなのか?」
自分に問いかけてみてください。
我慢を重ねて生きるだけの人生なんて、つまらない。
自分の理想や願いに気づいてすくい上げ、そしてそれを叶える努力を“自分のために”してあげられる人になってほしい。あなたには。
諦め癖のついた人生を変える鍵は、「我慢よりも、自分の本音に正直になること」。
僕の周りにいる成功者たちはみんな、良い意味でワガママな人ばかりです。
欲しいものがあれば、遠慮なく全力で取りに行く。
どれだけ難易度が高くても、ひるむことなく何度でもチャレンジする。
何度スッ転んでも、諦めない。
面白いぐらいに自分の願望や欲望に忠実な人たちばかりです(笑)
人生は一度きり。
自分に正直に、やりたいことをやりつくしてしまいましょう!