♯25『相手が勝手にご機嫌になる!聞き上手の裏スキル』 | Life Compass

♯25『相手が勝手にご機嫌になる!聞き上手の裏スキル』

どうも、仁です。

今回は、いわゆる”聞き上手”と言われる人たちが使うスキルの1つをご紹介しようと思います。
それはどんなスキルかというと、「相手に自慢させるスキル」です。

 

人は誰もが、他人から褒められたい、優秀だと思われたい、必要とされたい、価値の高い人だと思われたい…そんな「他人から認められたい」という承認欲求を抱えながら生きています。

だから自分が人より優れた能力を持っていたり、または誇れるような結果を出したりなんかすると、それを話したくて仕方なくなる。
でもそれを自分から言ってしまうと、自慢話をする嫌味なヤツだと思われそうで、何だか言いにくいですよね。

 

そこで聞き上手と言われる人は、その自慢話を相手から意図的に引き出し、嫌味なくごく自然に相手に語らせることによって、相手をいい気分にさせるという技を使うわけです。
具体的には相手との会話の中で、相手が誇りたいこと・自慢したいこと・褒めてもらいたいことなどを見つけ出し、それについて具体的に掘り下げた質問を投げかけていく。

例えば相手の成功に対して
「へぇ、それはすごいね。その時の状況をぜひ知りたいな。詳しく教えてもらえない?」
「その行動や結果に至った背景には、何か特別な考えや経験があったの?」
「その成功には、きっと他とは違うあなた独自の考え方や発想があったと思う。何か思い当たることとかある?もしあれば、ぜひ教えてほしいな。」

このように質問していくと、相手はそのことについて詳しく語らなければならなくなり、自慢するつもりは無くても結果的に気分よくそのことを詳細に語ることができるようになるわけです。

自慢話というのは、自分からは言い出しにくいもの。
だからそのきっかけをこちらから作り、さらに掘り下げた質問で相手に語らせることにより、ごく自然な形で相手の承認欲求を満たしてあげる。

ちょっとした心遣いかもしれませんが、効果は抜群です。
上手くやると、面白いほど相手との関係は良くなります。

ただ注意してほしいのは、相手の話を聞いている時は相槌と質問に徹するようにしてください。
自分の意見を挟んだりせず、相手の発言を否定したりも絶対にしない。

ここであなたが口を挟んだり相手の意見を否定しようものなら、その瞬間に相手の承認欲求は満たされなくなり、「あぁ、この人に話しても何だかつまらないな…」と相手の語りは一気にトーンダウンします。

 

ということで、良かったらあなたもこの「相手に自慢させるスキル」をぜひ使ってみてください。
「相手に語らせてあげる」ことで、ごく自然に相手の承認欲求を満たしてあげる。
そんなちょっとした心遣いが、信頼関係を一気に深めてくれるはずです。

慣れないうちは上手くいかないこともあるかもしれませんが、要領さえ掴めば誰にでもできる簡単なスキルですので、ぜひ使ってみてくださいね。

では。

仁より