♯61『“空気を読め”とか“読むな”とか、どっちなん?』 | Life Compass

♯61『“空気を読め”とか“読むな”とか、どっちなん?』

「空気を読んで行動しろ」とか、逆に気を遣いすぎると精神的に良くないから「空気は読まなくていい」とか、いろいろ言われますよね。

空気を読んだ方がいいのか?
それとも読まない方がいいのか?
あなたはどちらだと思います?
どちらが正解だと思いますか?

 

これは状況によって意見は変わってくるし、「100%こちらが正解」とはいかないんじゃないでしょうか。

例えば対人コミュニケーション。
空気を読み、相手に上手く合わせる人なんかは、人とのトラブルは少ないでしょうが、周りに気を遣う分ストレスもたまりがちです。
反対に空気を読まずに思うがままに我が道を行く人は、周りとぶつかることは多いでしょうが、自分の思うように生きられる。
でもイザという時に周りから協力を得られなかったり、足を引っ張られることもある。

また、例えばビジネス。
有名な成功者って、空気を読まない頑固な変わり者が多いイメージがありませんか?
強い信念を持ち、誰から何を言われようとブレることなく自分の信じた道を貫き通す、みたいな。
でも逆に、市場やお客さんが何を求めているかを敏感に読み取り、適切なタイミングで商品やサービスを提供(販売)するタイプの成功者も山ほどいる。

これが恋愛でモテる男だと、女性の気持ちを理解し上手にエスコートする男もいれば、空気は読めないが男らしくグイグイ引っ張る頼もしい男もいる。

 

ということで結局どっちがいいの?って話ですが、僕自身の考えを言います。
「どんな場であろうと、基本的に空気は読まないといけない」
これが僕の見解です。
もっと言うと、「空気を読んだうえで、それに従うかどうかを自分で決める」でしょうか。

なぜならコミュニケーションでも、ビジネスや恋愛でも、たまたま上手くいくことはあっても、空気を読めなければ継続して成功し続けることはできないからです。

例えば一発屋のお笑い芸人。
みんなの目を引くような芸で一時的に売れても、その後が続かない。
次の新しいギャグを披露するんだけど、見ているみんなは白けてる。
本人は一生懸命なんだけど、空回りしてるだけ。
なぜこうなってしまうかというと、その芸人さんの笑いの感覚が、多くの人が持っている“面白い”と感じる感覚から大きくズレているから。

逆に息の長いお笑い芸人は、一般人の感覚を理解したうえで、その一般的な笑いの感覚から少しズレた部分を攻める。
みんなが理解できないような突拍子もないことをやるのではなく、あくまで理解できる範囲内で、視聴者の想定を超えることをやる。
だから多くの人にウケる。

優れたビジネスマンも、世の人々が普段から何を欲しているかを知っているからこそ、みんなが欲しがるであろう商品やサービスを先回りして開発し先行者利益を手にすることができる。

恋愛上手な人間も、相手が理想とする異性のイメージを理解し、それを演じられるからこそ、モテ続けられる。

 

ということでどんなジャンルであろうと、空気を読んだうえで、それに従うかどうかを自分で決める。
空気を読んだうえで、その空気に従うのか?
それとも斜め上を行くのか?
はたまた真反対へ進むのか?
どうするかはあなた次第であり、どれが必ずしも正しいというわけではなく、全ては状況次第です。

空気に従って、その場を丸く収めるか。
または斜め上を行くことによって、他とは違う魅力的なキャラを演出するか。
それとも、あえて真反対へ進むか。
もし仮にその真反対の道が正しいのであれば、あなたは大きな成功を収める人になれるかもしれません。

 

つまり「空気を読む」とは、他者に迎合することでも、反発することでもなく、“自分の人生を自分の意思で選択するための材料集め”ということ。

空気を読んだうえで、空気に流されず、かといって空気を無視もしない。
状況を正確に感じ取り、そのうえで“自分の軸”でどう動くかを決める。

つまり
「空気を読む力」×「自分の意志」=あなたらしい生き方
ということです。